■Q プログラミング時において、より好ましい書き方はどれ？

 1. if ( a == null ) { hogehoge }
 2. if ( null == a ) { hogehoge }
 3. どちらも変わらない。

理由も合わせて考えてみてください。

■A 2. if ( null == a ) { hogehoge }

どちらの記述をしてもプログラムの動作に問題はない。
しかし「好ましい」という観点からすると、2. となる。

例えば、以下のような状況を考える。
タイプミスによって、[=]が一つ抜けてしまった。

if ( a = null ) { hogehoge }
↑この場合、コンパイルは通る。

if ( null = a ) { hogehoge }
↑この場合、コンパイルは通らない。

コンパイル時にエラーが見つかる場合と、
実行時にエラーが発生して動作を停止した場合とでは、
原因究明（トレース）のコストが大きく違ってくる。

このように、書き方にちょっとした意識を持つことは、
プログラミングに限らず、
文章を記述する行為全般において重要だという教えを受けた。